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排泄介助の流れを解説。排泄介助と向き合う3つのポイントとは?

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水上 克美
中央ケアーサポートの代表を務めています。このブログでは"家事のちょっとしたコツ"や"気になる介護の疑問"について紹介しています。
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家族の介護を始めるにあたり、多くの人にとって悩みの種になるのが「排泄介助」ではないでしょうか? 
この記事では排泄介助が必要になった時、家族はどうしたらいいか「排泄介助」の解決方法、グッズ、そして心構えについてご紹介します。

こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!

 

「排泄」は人間が生活する上で必要不可欠な生理現象です。排泄を助ける「排泄介助」は、介護において最も重要なケアの一つ。今回は排泄介助のことでお悩みの介護者や、これから介護を始める人のために、排泄介助のポイントや正しい方法についてご紹介します。

 

育児を経験している人にとってはおむつの着脱は手慣れたものかもしれませんが、赤ちゃんと大人では全く異なるものです。もっとも大切な違いはスムーズにトイレが出来なくなった(以下介助者)と手助けする家族(以下介護者)の関係性になります。

いつもは当たり前のように出来ていたことが出来なくなる、そんな瞬間の気持ちは介助者にしか分かりません。

 

排泄介助の方法、手順、グッズなど色々ありますが一番大切なことはその方の尊厳を尊重すること。介助される側は、手助する介護者以上にデリケートな問題なのです。

介護者はその気持ちにまず寄り添い、そこを踏まえて手助けできていけたらと思います。

 

排泄介助と向き合う3つのポイント

出来ることは自分でやってもらう

効率のよさから服の上げ下ろしなどちょっとしたことも介護者がする方が早いとついやってしまいがち。しかし、ちょっとしたことでも生活機能の向上にもつながるため介助者の力を残すことも大切なことです。

自力で歩ける人は、普通のトイレを使うのが効果的です。自力でトイレに行く動作は自信にも繋がりますし、筋力維持にもつながります。少し遠いトイレで失敗することが増えたからといってそこからオムツではなく、近くのポータブルトイレに変えてでも自分の力でトイレに行くことが大切なことです。尊厳のある生活を長く過ごすためにも出来るだけ見守ってやってもらいましょう。

 

プライバシーを確保する

トイレの最中にはドアの向こうから見守ったり、トイレ用のバスタオルをひとつ置いておいて、排泄時にタオルをかけるというのもプライバシーを確保するひとつになります。
排泄物をチェックする際などは気付かれないように素早くさっとすることも大切なことです。何事もさりげなくがポイントです。

 

転倒などの事故に注意する

トイレまでの動線はできる限り何も置かないよう、整理整頓を心がけましょう。
できる限り移動は短くできるように、ポータブルトイレに頼るのもいいですね。
また、トイレには手すりを置くことも大切なことです。

 

 

トイレでの排泄介助の5ステップ

STEP1:動線を考え、トイレへの道順を整理整頓

足元にある荷物は障害物になり、足を引っ掛けるなど転倒の元になります。介助者がしっかり歩けるかを、確認してください。
必要がある場合は、歩行の際には寄り添い介助をしましょう。本人の歩行ペースを崩さないようにしてください。

 

STEP2:生活リズムを理解した声をかけ

3時間に一度、もしくは排泄しやすい時間帯を把握しておき「そろそろトイレはどうですか?」と声をかけましょう。高齢になるにつれ、筋肉低下などのために便秘にもなりがちです。
なるべく朝食後にトイレに行く習慣づけをしたり、トイレは便意を感じた時に我慢させないことも大切なことです。

 

STEP3:声をかけながら誘導

前から手を引き、「立ちますよ」「手を引っ張るね」「右曲がるよ」と順をおって声をかけて行動に移しましょう。楽しい会話を心がけるのも大切です。自尊心を傷つけるような言葉は慎みましょう。

 

STEP4:待つことも大切

座る事ができる場合はプライバシーを守るためにも「終わるまで外で待っていますね」と声をかけてトイレから退室しましょう。鍵はかけずにドアの向こう側に出て、様子を伺ってください。

本人の自立支援のために、ふき取りは、ご自身でしてもらう事も大切です。その時は、ご本人の手に手袋(使い捨て)を着用して差し上げると手が汚れず便利です。

 

STEP5:トイレの最終チェック

健康状態の確認のため、排泄物、皮膚の状態を素早くさりげなく観察しましょう。立ち上がる際には腰に手を据えてあげるとより安全です。
そして帰りもSTEP3と同じように楽しく声をかけながら誘導して戻りましょう。

 

ケアの負担を軽減するグッズ

介助器具の活用

移動するまでは歩行器、トイレには手すり棒、そしてベッド用に防水のラバーシーツというグッズもあります。また部屋に備えつけられるポータブルトイレもあります。
介助器具を使いながらでもできる限り自分の力を残せるよう介助することを心がけて下さい。介助器具を使いながら、スムーズにストレスなく過ごせると良いですね。

 

オムツの着用

トイレにちょっと間に合わないそんな時には尿とりパッドがおすすめです。一晩持つ吸水能力の高いオムツ、消臭力の強いオムツなど段階別に進化しています。

 

その他に準備すると便利なグッズ

・手袋:使い捨て用

・熱いおしぼり:便等で汚染時に、ふき取りに使用します

・ぬるま湯(ペットボトルなどに準備):便等の汚染時に使用します。

これらを用意しておくだけでも負担を軽減することが出来ます。

 

中央ケアーサポートに任せてみませんか?

最後に、排泄の介助は介護をする上で難しいケアのひとつです。大切なことは介助者、介護者の心の部分が一番ということ。より良い関係性になれるよう、抱え込まないことが先決です。

 

かかりつけのお医者さんや校下ごとにある地域包括センターに相談するとケアマネージャーさんの紹介など解決策を提示してくれるはず。また、相談の中にも出てくるかもしれませんがトイレの改修や介助器具のレンタル、購入などは介護保険制度を利用することもできます。不安になる前にまずは相談してみて下さい。

 

 

「排泄介助」については、中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
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