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親が急に倒れたら…。取るべき行動をわかりやすく解説

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親が急に倒れたら、あなたがすべき行動は?入院した場合の今後の対応は?身の回りのお世話、介護などはどうしたらいいの?
こんな時、いろいろなことを一度に考えなくてはならない状況になり「何から始めていいのかわからない」と困惑される方がほとんどです。
そうならないためにも「あなたが果たすべき役割」と「親の介護との向き合い方」を、今のうちからしっかりと考えて準備をしていきましょう。

富山県で家事代行/在宅介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
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「親が急に倒れたら……」

親御さんが高齢になっていく中で、誰もが一度は考える不安ではないでしょうか。

少し前のデータですが、総務省統計局の「平成24年(2012年)就業構造基本調査」によると、2011年10月~2012年9月までの1年間に、家族の介護や看護を理由に退職した人は10万1100人。なんと、そのうち8割が女性でした。

もしもの時に慌てないためには”シミュレーション”をしておくことが大切です。

 

今、確認すべき6つのこと

「親の介護が必要になる」ことは、ある日突然やってくることがほとんどです。

多くの場合「脳卒中で倒れた」「転倒して骨折した」「認知症になった」などの病気や怪我をきっかけに「介護が必要になるのかも……」と考え、間もなく難題と向き合うことになります。そんないざという時に慌てないためにも、

親御さんが元気な時から、しっかり現状把握することが大切です。

 

掛かりつけ医の名前を知る

掛かりつけ医とは、病気になった時や健康に不安がある時などにいつも診察してもらっていて、緊急の場合も対処してもらえる一番身近なお医者さんのことです。 親御さんの健康状態や定期検診の結果、普段使っている薬などの情報を状況に合わせて提供してくれ、また必要に応じて大きな病院への紹介状作成なども行ってくれます。

 

貴重品の保管場所を知る

貴重品の保管場所を把握しておかないと、いざ受診したい時、健康保険証の置き場所が分からない鍵を開けたまま家を空けられない……など、意図しないトラブルが発生してしまいます。
慌ただしい中でもスムーズに動けるよう、普段から仕舞ってある場所や内容などを、可能な範囲で本人と確認しておきましょう。

いざという困らないために保管場所をチェック
・家の鍵

・健康保険証、介護保険証

・かかりつけ医の診察カード、おくすり手帳

・預金通帳、カード・印鑑

・生命保険証書

・年金手帳 ・個人番号カード など

 

ご近所さんや仲良くしている友人の連絡先を知る

日常的に親しくしている方がいらっしゃったら、お話を聞かせてもらいましょう。

長いお付き合いの中で、お互いに年を重ねた分、親御さんの異変に気付き好意的に心配されている方も多くいらっしゃるものです。
特に離れて暮らすご家族の場合、できれば連絡先などを交換して、いつでも連絡が取り合えるようにしておくと良いでしょう。

 

誰がキーパーソンなのかを決める

介護していく上で、中心となる人=キーパーソンを決めることも大切です。医師やケアマネージャー(※)などに相談する際の窓口となる人で、介護の方針を決めたり家族の意見をまとめたりと大きな役割を担います。親御さんに一番身近で、信頼されている人がキーパーソンになることが自然です。

 

介護は一人で抱え込むと絶対にうまくいきません。キーパーソンだけに大きな負担が掛からないよう、家族が協力し合い、きちんと役割分担をすることが大切です。

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは
介護や支援を必要とする人のサポートを仕事とする人のことです。 具体的には親御さんや家族が安心して生活できるように生活環境や心身の状態を把握し、相談しながらケアプランを立てたり、医師や事業所・自治体との連絡や調整を行ったりしてくれます。介護をする上でとても心強い存在になります。

 

地域包括支援センターの所在地や活用方法を知る

「地域支援包括センター」とは介護・医療・保険・福祉などの面で、その地域に住んでいる高齢者を支える「総合相談窓口」です。

専門知識を持った職員が常駐し、各支援やサービスについての相談に応じて、介護保険の申請窓口も担っています。離れて暮らす親御さんの介護について相談したい場合は「親御さんが住んでいる地域の地域包括支援センター」に問い合わせます。

多くの場合、各中学校区に1ヵ所の割合で設置されていますので、所在や活用方法などを確認しておきましょう。

富山市内の地域包括支援センター
下記のURLからお住まいの区域の地域包括支援センターをご確認いただけます。

https://www.city.toyama.toyama.jp/fukushihokenbu/chojufukushika/hokatsushien.html

 

親の思いを知る

これが一番大切なことです。現在、日常生活の中で不便に感じていることはないか、介護が必要になった時はどのようなサービスを受けたいのか、延命措置は希望するのか……など、デリケートな話ではありますが、親御さんが元気なうちから積極的に話し合い、本人の思いを知ることが最も重要です。

親御さんの気持ちを無視した介護は、お互いにとって良くありません。認知症や身体の麻痺などにより介護が必要になっても、独立した人格を持つ一人の人間です。

大切なかけがえのない家族です。

住み慣れた家で如何に安心して長く暮らせるか、思いやりを持って向き合う気持ちを忘れないようにしたいものです。

 

厚生労働省から「介護への事前の備え」の一環として、親御さんの状況や住む地域の地域包括支援センターの情報などを確認・記録するためのチェックリストが配布されています。親御さんや家族と話し合う際の参考にしてみるのも良いかもしれません。

介護が必要になったら

親御さんの現状を把握していても、ある日突然介護が必要になれば、やはり不安になってしまいます。ここからは具体的に進めていく手続きなどを紹介します。

 

■親が急に倒れて入院!その後は……

 

まずは申請!

実際に介護が必要になった場合「リハビリに通いたい」「デイサービスに通いたい」「ホームヘルパーさんにも手伝ってもらいたい」と思いますが、上図のように介護保険サービスは申し込んでもすぐに受けられるわけではありません。 まずは「要介護認定」を受ける必要があります。要介護認定とは「本当に介護が必要か、必要であれば、どのような介護がどの程度必要か」を判定するためのものです。 申請をするには地域包括支援センターに連絡するか、市役所で申請書をもらうかホームページからダウンロードします。

申請書に内容を記入したら、下記のものと一緒に市役所に提出します。

要介護認定申請書と一緒に提出するもの
1.介護保険被保険者証

2.申請者の認印

3.第2号被保険者(65歳未満)の申請には、医療保険の被保険者証

4.個人番号カードの写し

申請手続きの時間が取れない場合、地域包括支援センターに連絡すれば、ケアマネージャーが代行することもできるので、相談してみましょう。

 

審査・認定調査

申請をしたら後日、市町村の担当者が自宅を訪れ審査をします。親御さんと面談し、聞き取り調査をして心身の状態をチェックします。 その際、普段の様子をきちんと伝えて適切な判定をしてもらうためにも、家族の同席が必要になります。

 

判定

富山市の場合、認定結果は原則として申請日から30日以内に通知されます。 判定は全部で8つに区分され「要介護」「要支援」と判定されたら、「ケアプラン」の作成に取り掛かります。

 

■要介護認定8つの区分

ケアプランとは介護認定に合わせて内容や時期を計画していくもので、親御さん・家族・ケアマネージャーで協議の上、作成され、そのブランに沿って介護保険サービスを利用していきます。

 

介護保険サービスで気をつけること

前述の通り、実際、介護保険サービスを受けられるようになるまでには一定の期間が必要となります。 また実際サービスが始まり「ついでにこれもお願いします」と頼みたくなるようなことも、ケアプランにないことは原則できないことになっています。

 

①本人以外(同居家族)に対してのサービスになってしまうもの
(例:同居家族の分を含めた食事の準備など)
②最低限の日常生活を超えているもの
(例:趣味・嗜好品の購入、話し相手、ペットの世話など)
③年に数回しか発生しないようなもの
(例:草むしり、エアコンの掃除、衣替え、電球の交換、家電の修理など)

 

簡単にいうと、上記のようなものは介護保険サービスでは利用できません。 しかし介護をするということは、心身ともにとてもハードなもの。上記のような内容のサービスも受けられたら……と思うことが多々あるのも事実です。

そんな時は、自費の介護サービス(家事代行代行サービス高齢者支援)を利用することもひとつの方法です。

介護に無理は禁物です。「自分でできること」「自分ではできないこと」を明確にした上で、必要性と費用のバランスを考えて賢く活用し、介護する方ご自身やご家族のケアも大切にしていきませんか?

 

「介護保険適用外の在宅介護サービス」については、中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。 中央ケアーサポートは1時間2,200円(税込)の安心価格。プロの技術で大切な休息時間と心のゆとりをお届けします!

在宅介護サービス
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