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玄関掃除の具体的な流れを紹介 | 床材ごとの適切な洗剤とは?

この記事では玄関掃除について詳しく説明しています。玄関掃除の仕方で悩まれる方も多いと思います。今回は玄関の床材ごとの適切な洗剤についてもご紹介します。

こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
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玄関は、家に入るときにまず目にはいる場所。きれいに整えられた玄関に入るだけで気分がよいものです。いつもきれいにしておきたい玄関ですが、泥や汚れが落ちたり、外からホコリが入ってきたり、どうしても汚れがたまりやすい場所です。

 

今回は、玄関掃除の具体的な流れと玄関床の材質別の洗剤についてご紹介します。

 

玄関が汚れる原因とは

玄関が汚れる原因は、足裏に付着し、風雨によって運ばれる砂や土です。
雨の日や雨上がりの日は地面が濡れているため、砂や土はより靴裏に付着しやすくなります。そのほか髪の毛や体毛、花粉、PM2.5、排気ガスも汚れの原因の一つになります。

 

雨が続いたり風通しが悪かったりと地面が湿った状態が長時間続くと、カビの発生も懸念されます。

 

玄関掃除の具体的な流れ

玄関掃除の具体的な流れをご紹介します。

 

STEP1: 物の片付け

玄関に限ったことではありませんが、掃除をする前に物の片付けからスタートしましょう。
「出しっぱなしのもの」と「収納棚に入りきらないもの」はありませんか?ごちゃごちゃとしたものが目に入らなければ、パッと見はきれいに見えてきます。

 

例えば「靴は家族の人数分だけ置く」「傘は家族分+予備2本分」など置く数を決め、そのほかの靴、傘は収納、もしくは断捨離してみてはいかがでしょうか?

 

STEP2:下駄箱のリセット

半年に一度は下駄箱をリセットしましょう。まず下駄箱の中の靴を全て外に出します。下駄箱の中にたまっているホコリや砂利などの汚れはホウキでかきだします。ホコリや砂利などの大まかな汚れを除去し、水やお湯で絞ったボロ布などで下駄箱の内部をしっかりと拭きます。最後にアルコールで仕上げ拭きしましょう。

 

靴をしまう際には靴の裏、靴の周りをボロ布などで拭きます。湿気と匂いを取る作用がある重曹を瓶に入れ、下駄箱内に置くのもオススメです。

 

サイズアウトした子供靴は断捨離し、頻度の少ないドレッシーな靴は靴箱に入れ、移動させるのもいいですね。玄関を快適な空間にするために、下駄箱のリセットは半年に1度のペースで行いましょう。

 

STEP3:たたき台の掃除

たたき台は基本的にホウキで履くだけでO Kです。
汚れが気になる場合は新聞紙を水で濡らし、軽く水気を絞ります。そして濡らした新聞紙をちぎって玄関にまんべんなく撒き散らします。

新聞紙をまいたら、あとはほうきを使って新聞紙を掃き集めるだけ。水気を含んだ新聞紙は、玄関に溜まったホコリや砂を吸着してくれます。空中に舞い上がるホコリもしっかりと集めることができます

 

STEP4: 毎日のルーティーン

玄関の簡単な掃除は、掃除をするタイミングを決めることで習慣化できます。「朝起きてすぐのタイミング」「家を出るタイミング」など自分で決めることが大切です。

 

玄関はドアを開けて空気を入れ、サッとひと履きの簡単な掃除がポイント。
帰宅した後、履いた靴はすぐにしまわず、乾いてから下駄箱にしまいます。週に1度は玄関ドアや郵便受け、インターホンを拭いてみてはいかがでしょうか?

 

素材ごとに分けたい玄関の床掃除用の洗剤

モルタル、タイル、天然石と素材ごとに分けたい玄関の床掃除用の洗剤についてご紹介します。

 

モルタル

モルタルは、セメントに砂を混ぜ合わせたものです。
モルタルの汚れで多いのはホコリです。砂や土などのホコリは靴底を通して土間に侵入します。特に雨の日については、水分を含んだ泥が土間の中に入り床に付着します。そのため、土間の手入れをするときには、はじめに土間の床にたまったホコリを取り除くようにしましょう。

 

タイル

玄関タイルの場合、大量の水で洗い流したり、固いデッキブラシでゴシゴシこすって掃除をしたりしても、問題ありません。

 

タイルはザラザラとしたタイルかツルツルとしたタイルか2つに分けられます。表面の状態で掃除方法が変わります。ツルツルのタイルの場合は水分が残ったまま乾くと白い水垢が目立つので、最後にしっかり水気を拭き取り、乾燥させましょう。黒ずみなど、なかなか落ちない頑固な汚れは、アルカリ性の重曹がオススメ。重曹には研磨効果があり、クレンザーとしても使えます。

 

表面がザラザラしているタイルは、細かいデコボコの間に汚れが溜まりやすくなります。掃除機やほうきをかける前に水をまくと、ホコリや砂が湿ってタイルにへばりつき取りづらくなります。タイルが乾いた状態で掃除機やほうきをかけるようにしましょう。

 

また、タイルに湿気が残ると靴の汚れがつきやすくなりカビが生える原因にもなるので、掃除後はしっかり乾燥させましょう。

 

天然石

大理石や御影石などの天然石はとてもデリケートです。水や汚れが石の細孔に入り込むとシミになり、固いものでこすると傷がつく可能性があります。天然石は非常にデリケートなので、お手入れは慎重におこないましょう。

 

毎日の掃除は掃除機またはほうきで玄関タイル表面のホコリやゴミを除去します。少し汚れが目立つ場合には濡らした雑巾で玄関タイルを湿らせます。汚れを拭き取る雑巾またはモップで玄関タイルを乾拭きし、水気を取り、玄関のドアや近くの窓を開けるなどして、玄関タイルを乾燥させましょう。

 

玄関掃除で揃えておきたい掃除グッズ

毎日の掃き掃除、拭き掃除で玄関はピカピカになります。プラスαあると便利な洗剤をご紹介します。

 

ウタマロクリーナー

汚れが溜まっている場合はウタマロクリーナーで汚れを取りましょう。さまざまなタイプがありますが、玄関掃除にはスプレータイプがオススメです。手肌に優しい洗剤ではありますが、肌が荒れやすい方や長時間使用する場合は手袋を使用してください。

 

クエン酸

クエン酸は酸性洗剤になります。アルカリ性洗剤を中和してタイルに残った洗剤を溶かしたり、水垢を除去したりする作用があります。

 

掃除方法は水とクエン酸で「クエン酸水」を作り、しみ込ませた雑巾で拭くだけ。 洗剤が残ったままだとタイルが傷んでしまうので、最後に水拭きしてしっかりと取り除きましょう。

 

ホウキ、デッキブラシ

基本的には玄関掃除にはホウキだけで大丈夫です。大きな玄関の場合はデッキブラシを使って掃除しましょう。

 

アルコール、次亜塩素酸

天板、インターフォン、ドアノブ、ポストなど人が触る部分は消毒しながら掃除しましょう。次亜塩素酸水は、消毒用アルコールで除菌しきれないウイルスにも効果を発揮します。

 

アルコールもしくは次亜塩素酸を含んだ古布で、ドアノブの玄関側、外側の順に拭いていきます。外側のドアは排気ガスや砂ぼこりなどの汚れが付着しているので、指に触れるボタンだけでなく、機械全体をふきましょう。故障の原因となるのでスプレーは直接噴射しないようにしてください。

 

まとめ

玄関タイルは毎日砂や土が運ばれ、汚れやすい場所になります。こまめに掃除すると汚れは溜まりにくくなり、お手入れも簡単になります。ホウキなどを使った簡単な掃き掃除は、できれば毎日、少なくとも週1回はおこないましょう。

 

水やデッキブラシ、モップなどを使った本格的な掃除は月に1回。下駄箱の中の整理整頓は半年に1回してみてはいかがでしょうか?

毎日の掃き掃除、月に一度の本格掃除をしていれば、玄関タイルをきれいな状態に保てるうえ、汚れてもサッと掃除するだけで簡単に汚れが落ちますよ。

 

「分かっていても、忙しくて玄関掃除まで手が回らない」という方は、家事代行サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

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