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キッチン掃除のコツとは?キッチンをキレイに保つ考え方

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こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
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毎日の家事にかかせない場所の一つがキッチン。キッチンの汚れは毎日食事を作る場所だからこそ、清潔にしたいもの。キッチンの汚れは放置する時間が長くなればなるほど蓄積されていきます。今回は家事のプロ、中央ケアーサポートがキッチンの掃除のポイントをご紹介します。
キッチンをキレイに保つ極意
キッチンをキレイに保つ極意は不要なアイテムを整理し、汚れを放置させないこと。不要なアイテムは捨て、簡単なお掃除道具とこまめな掃除でキレイが保てます。キッチンの掃除方法をご紹介します。
不要なものは捨てよう
まずは不要なものを処分しましょう。賞味期限の切れた調味料、使わないお鍋、フライパン、菜箸はありませんか?
家族構成によって異なりますが、夫婦二人の場合、フライパンとお鍋一つ、菜箸は2組あれば十分です。平生使わない大鍋がメインの棚にある場合はメインの棚からサブの棚へ移動させましょう。
調理用具の住所を決めよう
調理用具は住所を決めましょう。トング、フライ返しなど調理用具はどのような形で整理されていますか? 立てかけたり、引き出しに入れてみたりとどんな方法でも構いませんが必ず住所を決め、決められた場所に戻しましょう。
必要な掃除用具を揃えよう
基本的なキッチンの掃除用具を揃えましょう。家庭用のキッチンには特別な道具は必要ありませんが、最低限揃えるだけで、毎日の掃除がスムーズになります。
基本的なキッチンの掃除道具
・台所シンク用のスポンジ(食器用のスポンジと分けましょう)
・キッチン用洗剤(食器用洗剤、クリームクレンザーのほか重曹、クエン酸もオススメ)
研磨付きのスポンジはシンク内が傷つくため、おすすめしません。シンク内の掃除には食器用のスポンジと同じ柔らかい素材のスポンジをおすすめしています。
毎日ササッと掃除しよう
キッチンの掃除は汚れを放置せず、1日5分ほど掃除をおこなうだけでキレイな状態が保てます。毎日実践できるキッチンの掃除方法をご紹介します。
茶碗を洗った後、排水口のゴミを取り、ササっとキッチン掃除をしましょう。シンクはキッチン用洗剤をスポンジにつけてなでる程度に洗います。このときスポンジはシンクの流れに沿い、下から上へ。グルグル回しながらスポンジを使うと傷の原因になるので気を付けましょう。
洗い終わったら、シンク、排水口に熱湯をかけ殺菌します。排水口は乾燥させるため、シンクの上に上げておきましょう。水分を切ることがポイントです。
これら一連の流れを毎日おこなうと汚れが溜まることはありません。
汚れごとの掃除のコツ
汚れごとの掃除のコツをご紹介します。
水垢
キッチン汚れの白い膜のような汚れは水垢です。水垢はシンク、蛇口回りによく見られる汚れです。水垢は水道水に含まれるケイ酸が少しずつ蓄積し、水垢となって現れます。
水垢はふやかしてから落としましょう。水垢はアルカリ性の汚れになるため、酸性であるクエン酸を使ってふやかすと落としやすくなります。掃除するときはこすり洗いするように使い古しの歯ブラシでこすって洗いましょう。
※「クエン酸」は塩素系漂白剤と一緒に使うと、有毒なガスを発生し危険です。必ず単独で使用してください。
カビ
キッチン汚れの青や黒など色がついた汚れはカビです。カビそのものの種類は数万種にのぼると言われています。キッチンに繁殖しやすいカビは大まかに青カビ、赤カビ、黒カビの3種類になります。どのカビも発見された時点で既にコロニー(集落)化し、多くの胞子を有して繁殖が激化している状態です。発見したら即退治しましょう。
キッチンのカビ対策で、まず手をつけたい場所は冷蔵庫。冷蔵庫はもっともカビの発生が見られる場所になります。掃除をする際は消毒用エタノールやアルコールを使用しましょう。乾いたキッチンぺーパーやティッシュにスプレーして拭きとれば、カビを除去しつつ汚れもすっきりきれいになります。
濡れ雑巾での拭き掃除はカビの胞子をまき散らしエサとなる水分を与えることになり、カビにとって快適な成育環境を作ってしまいます。同時に洗剤を使うのもN G。洗剤はカビにとってはエサになります。
冷蔵庫のドアポケットや野菜室、水受けなど、取り外しできるものは外してシンクの中で食器用洗剤を使用し、洗いましょう。しっかり乾かしてから元に戻すのが大切です。
シンクまわりやまな板、スポンジも、カビ汚れがつく場所になります。
シンクと作業台の継ぎ目についた汚れやカビなどは、スポンジや食器用洗剤では容易に落ちません。古い歯ブラシに重層か食器用クリームクレンザーを付けて、歯磨きをするように汚れをかき出して落とします。すすいだ後は、シンクの中の水滴もしっかり拭き取りましょう。
また、プラスチックのまな板やスポンジは、黴菌が殖えやすいので頻繁に交換を心がけましょう。最長でもまな板は3年、スポンジは1ヶ月程度で交換しましょう。
熱湯をかけることも効果的ですが、使用前に高温で変質しない素材か確認を忘れずにおこないましょう。どの場合も水分を拭き取ることが大切なポイントになります。
ぬめり
キッチン汚れのヌルッとした汚れはぬめりです。ぬめりは排水口や三角コーナー、食器の水切りカゴなどのまわりでよく見られる汚れです。排水口や三角コーナー、食器の水切りカゴは湿度があり温かいため、雑菌にとって居心地の良い場所になります。ぬめりはそのままにしておくと茶色く変化し、異臭がしたり、害虫を寄せ付けたりする原因に。こまめな掃除が必要です。
日々の掃除では、シンク周りや排水口のゴミ受けのゴミをサッと取りましょう。キッチンハイターなど塩素系漂白剤をかける方法もありますが、地球にもやさしい重曹やクエン酸、熱湯などでも十分ぬめりは取れます。どの掃除方法の後も水分を拭き取ることが大切なポイントになります。
油汚れ
キッチン汚れのベッタリとした汚れは油汚れです。油汚れはコンロのまわり、電子レンジの中だけでなく、空気中に漂い壁や床に付着することもあります。時間が経過し、油汚れがホコリと混ざり合うと除去しづらくなります。
油は冷えて固まる性質があるので、温めると柔らかくなります。軽度の油汚れの場合、熱湯をかけるだけでもO K。それでも落ちない場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダで落としましょう。重曹の場合は100mlの水に対して小さじ1。セスキ炭酸ソーダの場合は500mlの水に対して小さじ1を混ぜて使用してください。
重曹よりもセスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ度は高くなるため、水は多めに使用しましょう。アルカリ度が強い場合手が荒れることも。掃除の際は使い捨ての手袋もしくはゴム手袋を使ってください。
お掃除のポイント
部分ごとのお掃除のポイントをご紹介します。
コンロまわり
コンロまわりは汚れがこびりつかないよう、毎日掃除をおこないましょう。台所用の中性洗剤でも十分汚れは除去できます。こびりついた場合にはクリームクレンザーを使いましょう。クリームクレンザーは少量でO K。柔らかいスポンジで優しくこすり、硬く絞った台拭きで拭き取りましょう。
激落ちくんこと、メラミンスポンジはよく汚れが取れますがメラミンスポンジは汚れを削り取る、いわば研磨剤のようなもの。傷がつく原因にもなりますので、使用場所には注意しましょう。
排水口
排水口は出来るだけ毎日乾燥させ、小さなゴミは取りましょう。軽い汚れの場合は使い古しの歯ブラシを使用し、台所用洗剤もしくは重曹、クエン酸などで洗ってください。
万が一汚れがたまってしまった場合は、キッチンハイターなど塩素系漂白剤をかけて洗います。キッチンペーパーに塩素系漂白剤を含ませて5分置き、染み込ませたあと磨きます。塩素系漂白剤を使用する場合は換気扇をつけて、使い捨ての手袋もしくはゴム手袋、マスク、ゴーグルもつけましょう。
他の洗剤と混ぜると毒ガスが発生することもあるので、必ず単体で使用しましょう。
まとめ
水滴を残さないように掃除をするとキッチンの汚れはたまりません。キッチンの汚れはたまっていくと最初のキレイな状態に戻りにくくなります。キッチン掃除は毎日少しでもササっとおこないましょう。
こまめに掃除ができない場合は中央ケアーサポートの家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか? 利用される際には掃除道具のアドバイスもおこなっています。
家事に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
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