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家事分担表の使い方と活用法|おすすめのテンプレートやアプリもご紹介

家族に家事の習慣をつけたい方、家事忘れを防ぎたい方は必見です!
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こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!
「毎日の家事がしんどい」と思ったことはありませんか?
今回は、そんな家事の負担を家庭で分散する家事分担表作成のメリットとコツをご紹介します。
家事分担表作成のメリット
家事と一言で言っても、掃除や洗濯といった時間のかかる家事もあれば、ゴミ出しのように時間をかけずにできる家事もあります。そうした家事を1人で担当するのは大きな負担です。
そんな負担を分散するためには、家事分担表の作成をおすすめ。
家事分担表を作成することで、どんな家事があるかを洗い出せるし、それぞれの家事の担当者を決められるので、家族みんなの家事への参加につながります。
家事分担表作成のデメリット
家事分担表の作成には時間がかかってしまいます。
掃除や洗濯などの家事をスムーズに行うために、掃除用具を事前に用意したり、洗剤のストックを用意しておいたりするなど、細かい家事を挙げていくと膨大な数になってしまいます。
まずはざっくりと「台所のこと」「お風呂場のこと」など場所で分けて考えてみるのがおすすめ。
そうすることで、家事分担表の作成自体にかかる時間はぐっと減るでしょう。
せっかく、前向きに家事を効率化する方法を考えているのに、その準備の段階で時間を取られてしまうのは本末転倒ですよね。
また、家事分担表の中で担当者を決まるため、担当者が家事をしているかどうかを気にして、トラブルが増えてしまうこともあります。
できない日もあって当然と考えて、担当者を責めないようにしましょう。
大切なのは、担当者である責任感を持つことと、自分がやっていない家事を他の家族がやってくれていることに対して感謝を忘れないことです。
意識的に感謝を伝えたり、声掛けを行っていきましょう。
家族みんなで家を支える意識が広まれば、きっと安心して過ごすことができる家庭ができると思います。
ここまで、家事分担表作成のメリットとデメリットを紹介してきました。
次に、家事分担表を作成する際のコツを紹介します。
家事分担表の作成のコツ
家事分担表を作成するコツは以下の4つです。
1.最初から完成を目指さない
2.頻度を決める
3.得意なことで分担を決める
4.楽しく取り組めるルールをつくる
順番に解説していきます。
1.最初から完成を目指さない
まずは、掃除や洗濯などの代表的な家事を挙げるところからはじめましょう。
最初から詳細な家事分担までできている状態を目指そうとはしないことがコツです。
トイレットペーパーの交換や、掃除用具のストックを購入しておくなど、いわゆる「名もなき家事」まで列挙してしまうと、家事分担表自体がストレスになり、かえって活用されなくなってしまいます。
はじめはざっくりと作ってしまい、使用する中で、家族に合った家事分担表になるよう改善を繰り返していきましょう。
2.頻度を決める
家事の内容によっては、頻繁にやらなくてはいけないものと、そうでないものが分かれてくるはずです。
例えば、料理は毎日、洗濯は2日に1回のペースが多いでしょうし、あまり使わない部屋の掃除であれば、1ヶ月に1回行えば良いかもしれません。
すべての家事を毎日するのではなく、家族全員が気持ちよく過ごせて負担も感じない頻度で実施していきましょう。
3.得意なことで分担を決める
料理担当はお母さん、後片付けはお父さんなど、家族の得意なことで分担すると負担を感じず対応できるでしょう。
子供の分担は、年齢に応じて決めていきましょう。遊んだおもちゃを元の場所に片付ける、脱いだ靴を揃えるなど、自分の身の周りのことからはじめてもらい、ゆくゆくは部屋全体の片付けを担当してもらうなど、焦らず参加を促しましょう。
4.楽しく取り組めるルールをつくる
家族が家事に取り組みやすくなるようなルールがあると尚良いでしょう。たとえば「みんなで1週間家事をさぼらずにできたら、家で焼肉をしよう」のように、達成したくなるような目標やゴールがあると、前向きに取り組むきっかけになります。
では、実際に家事分担表を作成するには、どのような作り方があるのでしょうか。
作成パターンをいくつかご紹介します。
家事分担表作成パターン
大きく分けて、手作り・パソコンで作成・アプリで作成の3パターンに分けられます。
手作りの場合は、ホワイトボードを活用したり、紙とペンを使うことでオリジナルの家事分担表を作成できます。
カラフルにしたり、シンプルにしたり、家族や好みに合わせたものを作成しやすいです。
パソコンで作成する場合は、エクセルやgoogleスプレッドシートを使って内容を整理しながら作成できます。また、テンプレートをダウンロードし活用することで、作成時間を短縮することができます。
AERA 共働きの家事育児100タスク表は、家事だけでなく育児のことも含めて、既にリスト化されたテンプレートです。完了次第、塗りつぶして使うことで、一目で残りのタスクがわかるのでおすすめです。
他にも様々なテンプレートがあるので、自分に合ったものを調べてみてくださいね。
アプリで作成する場合は、一度家事と頻度を入力すると、それ以降は自動で作成してくれる機能がついていることが多く、作成が非常に簡単です。
スマートフォンやタブレットからいつでも内容を確認できるので、活用の観点から見ても、アプリがおすすめです。
使いやすいと話題のアプリをご紹介します。
家族構成や住居形態などの質問に答えるだけで、家事の予定表を自動作成してくれるアプリです。家事の時間になると通知が届くので、家事のやり忘れを防ぐことができます。
チェックリストを管理・共有できるアプリです。
家事以外の項目も自由に登録し、メモしたり共有したりできます。操作がシンプルなので、機械操作が苦手な方にもおすすめです。
今回はアプリを2つ紹介しましたが、他にもたくさんアプリはあるので、家族に合った使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
家事は1人で抱え込まず、家事分担表を作成し家族で分担しましょう。ポイントは「気負わず、楽しく、みんなで」家事をすること。
コツを押さえて、家族に合った方法で家事をこなしていきましょう。
家事に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
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