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高齢者との上手な話し方とは?高齢者とのコミュニケーションで気をつけること

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こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!
頻繁に会うことのできなかった高齢の家族と会う機会が増えた際や、仕事柄高齢者と話す際に「高齢者と何を会話したらよいか」と戸惑う方も多いです。
今回は高齢者との上手な話し方とコミュニケーションで気をつけるポイントについてご紹介します。
高齢者とのコミュニケーションが大切な理由
高齢になると年齢と共に聴覚や視覚、言語能力が低下するほか、認知症などでうまくコミュニケーションが取れなくなる方もいます。
ただ、正しいコミュニケーション方法を学ぶと、高齢者の気持ちをより理解することができ、信頼関係が深まります。
信頼関係を築いておくと抱えている悩みや心配事なども相談してもらいやすくなるでしょう。脳の異常や体調の変化による急なアクシデントも未然に防げる場合もあります。
高齢者との話し方のコツ
高齢者との話し方についてのコツをまとめました。
あまりお年寄りだと思いすぎない
高齢者はあくまでも一人の人間です。いくら身体機能が弱ってきていても、経験豊かな人生の大先輩になります。
日々、お世話をし続けていると、相手のことをつい「できないことが多い人」という視点で捉えてしまいがちになります。
上手くできたらほめてあげたい、勇気づけたいという気持ちから、子どもに対する口調になってしまう方もいるかもしれません。
ただ、子どもをあやすような口調は、相手にとっては心地よく受け取られません。
もし伝えるのであれば、相手に敬意を表しつつ肯定するような声がけをしてみてみましょう。
否定はせずに傾聴
基本的によくお話ししてくださる方には出来るだけ傾聴しましょう。話の腰を折らず、最後までお話しを聞くのも大切です。
話の内容に興味を持っているか様子をみる
相手の高齢者が話の内容に興味を持ってくださるか様子を見ながら話しましょう。相手のお話しに質問するような流れが理想的。話しを振ったときにどんな反応をしめしてくれるかをチェックしてみましょう。
話のきっかけがない場合は天気やニュース、季節の話と言った内容をひと通り話してみてはいかがでしょうか?
声のトーンを低くしてはっきり話す
もし高齢者の耳が聞こえづらい場合は高い声よりも声のトーンを低くしゆっくり、はっきり話しましょう。声が届くとコミュニケーションも取れやすくなります。
会話以外のコミュニケーションも活かす
会話以外の表情や身振り手振りのボディランゲージなどを活かしてコミュニケーションを取りましょう。より雰囲気が伝わり、親近感が生まれやすくなります。
おすすめの話のネタ
おすすめの話のネタをご紹介します。
現役時代の思い出話
以前していたお仕事のこと、家庭のこと、お子さんのことなどを聞いてみてはいかがでしょうか?
プライベートな話はデリケートな話の場合もあるので、様子をみながら聞いてみましょう。
苦労話
話しをしていると苦労話をされることもあります。そんなときはただひたすら傾聴し、相手側の気持ちに立ってお話しに耳を傾けましょう。
健康法
お元気そうな方の場合、健康の秘訣を聞いてみてはいかがでしょうか?食事法や運動法などためになるお話もされると思います。ラジオ体操や習い事の話もオススメです。
中央ケアーサポートの見守りサービス事例
中央ケアーサポートではお話し相手をしながら家事をこなす、高齢者の見守りサービスもおこなっています。
80代の一人暮らし女性Aさんのケースをご紹介します。Aさんは今のところ元気なため、介護は必要ありません。ただ、Aさんは独り暮らしのため、遠方に住む娘さんがAさんの変化を見守るためにご利用いただいています。
利用内容は週に1回2時間。お掃除をしながら生活を観察し、娘さんに報告をしています。
まとめ
平生から高齢者とコミュニケーションを取り信頼関係を築いておくと病状の進行度合いや改善点などが発見でき、アクシデントを未然に防ぐことができます。
尊敬の念を持ち、傾聴や共感を重視して高齢者に寄り添うコミュニケーションを実践してみてはいかがでしょうか。
介護や家事に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。中央ケアーサポートは1時間2,750円(税込)の安心価格。プロの技術で大切な休息時間と心のゆとりをお届けします!