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遠距離に住む親の介護はどうしよう?対処法を知って安全を守ろう

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この記事では遠距離に住む親の介護の事前準備について詳しく説明しています。年を重ねた親と遠く離れていると何かとサポートしづらいと思います。今回は遠距離に住むからこそ、親が元気なうちに準備しておきたい対処法をまとめてご紹介します。

こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!

 

遠く離れて暮らす親に介護が必要になったらどうしようと考えることはありませんか?
今は元気に暮らしていても、急に介護が必要になることも。その際、サポートをしたいと思っていても、さまざまな理由でできないこともあるでしょう。遠距離介護は、いざというときなかなか駆け付けられません。

今回は遠方に住む親の介護が必要になったとき、離れている家族がどのような対応をしていけばよいかをご紹介します。家族が困らないためにも、親の介護が心配になってきたらぜひ参考にしてください。

 

事前に準備しておくこと


今は元気な親でも、いつ介護が必要になるかはわかりません。以前に比べて少しでも親の老いが気になり始めたら、いざというときのための準備を考え始めましょう。親御さんが70代を迎えた元気なうちに準備することがポイントです。

 

周りの人間関係/生活環境を知る

親御さんが元気なうちに周りの人間関係、生活環境をヒアリングしておきましょう。
友人、親戚づきあい、近所との付き合い、参加している集まりなど現在の人間関係のほか、買い物先、お茶を飲みに行っている場所なども調べておくと良いでしょう。

 

親御さんに何かあったときに連絡が取れる人がいると安心です。特に早く駆けつけられる人とは連絡先を交換しておきましょう。地域包括支援センターや町内会、民生委員など地域で見守る仕組みも確認します。できれば一度挨拶をしておくと今後の関係が良好になるでしょう。

 

自身の希望を確認する

親御さんが元気なうちに、終末の過ごし方を確認しておきましょう。介護期間はおよそ7〜8年かかると言われています。介護が必要になったとき、万が一のときどう対処して欲しいかなどは直接聞いてみなければわからないもの。
介護期間の長い場合、どう過ごしたいか一度向き合ってお話しすることをおすすめします。思いに沿って今後の準備をしていきましょう。

 

施設/支援サービスの情報を調べる

頭がしっかりしている元気なうちにできれば施設について一度調べてみるのも良いでしょう。
地域包括支援センターには介護が必要になる前から相談ができます。心配している事柄を相談し、介護保険の仕組みや地域のサポート情報などについても聞いておきましょう。

介護保険のしおりや各種サービスに関する冊子などをもらっておくことで、介護が必要となったときにおこなう手続き方法などがイメージできます。

 

介護サービスの情報を収集し、当事者になる親と介護施設の情報も共有しておきましょう。

介護施設によっては見学、体験も可能ですので気軽な気持ちで行けるときに行ってみるのもおすすめです。

 

遠距離の親の介護前にサポートする方法


遠距離の親の介護が必要になる前にサポートできることを紹介します。

 

近隣の住民に様子見をお願いする

親の顔がたまにしか見られない場合、近隣に住む友人や親戚に様子見をお願いするのもおすすめです。
町内によっては頼りになる町内もあります。帰省の際には近隣の人に挨拶に行くのも良いでしょう。

 

カメラを設置してオンラインで確認する

遠く離れた親の介護前にサポートする方法の一つとして、カメラを設置してオンラインで日々の生活を確認するのもおすすめです。

声をかけるだけで電話を繋いでくれる「アレクサ」。防犯会社セコムやアルソックの見守りサービスを利用するのも良いでしょう。

 

支援サービスを利用する

遠く離れた親の介護前にサポートする方法の一つとして、見守り支援のサービスを利用するのも良いでしょう。
中央ケアーサポートでは新たに、「ビデオ通話見守りサービス」をスタートしました。「ビデオ通話見守りサービス」は定期的にビデオ通話を使用し専門スタッフが家族の代わりに見守るサービスです。

このサービスでは、月に3回専門スタッフとのビデオ通話を通して、健康の維持・認知症の予防などをサポートしています。

 

詳しくはコチラをご覧ください。
chuo-care.com/blog/819/

 

お客様の利用事例


中央ケアーサポートでは要支援(介護が必要ではないが支援が必要)を認定されている高齢者、自立している高齢者に向けてのサービスもおこなっています。利用事例をご紹介します。

 

80代の一人暮らし女性Aさんの場合

80代の一人暮らし女性Aさんのケースをご紹介します。Aさんは今のところ元気なため、介護も必要ありません。独り暮らしのため、日々の変化を見守るために家事代行サービスをご利用いただいています。

 

利用内容は月曜から金曜までの2時間半。散歩の同行やお掃除などをしながら話し相手として伺っています。頻繁に伺うことでAさんに異常があった場合もすぐに気がつくことができます。

遠方に住む50代の娘さんは病気がちということでどちらにも負担がない、お守りのような存在として利用していただいています。

 

プラン
頻度:週5回
時間:2時間30分/回
内容:掃除、散歩の同行など

 

90代の一人暮らし女性Bさんの場合

90代の一人暮らし女性Bさんのケースをご紹介します。Bさんも今のところ元気なため、介護は必要ありません。独り暮らしのため、Bさんの変化を見守るためにご利用いただいています。

 

利用内容は週に1回2時間。お掃除をしながら生活を見てほしいとのことで利用していただいています。

 

プラン
頻度:週1回
時間:2時間/回
内容:掃除、お茶時間の相手など

 

まとめ

今は元気でも、高齢になっていく親のことは誰でも心配になるもの。離れて暮らしていればなおさらです。

親が元気なうちからコミュニケーションを深め、親の生活リズムや経済状況を確認しておくことからはじめましょう。いざ介護が必要になったときには地域のケアマネジャーとしっかり連携をとり、親御さんをサポートしていきましょう。

 

家事に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
中央ケアーサポートは1時間2,750円(税込)の安心価格。プロの技術で大切な休息時間と心のゆとりをお届けします!

 

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