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在宅介護の”メリット”と家族が感じる”負担”とは?

この記事では在宅介護のメリットと負担について詳しく説明しています。
介護が必要になったとき、在宅か施設かで悩む方が多いようです。今回は在宅介護のメリットと在宅介護に家事代行サービスを併せた事例についてご紹介します。

こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。
家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!

 

年齢を重ねると今まで簡単に出来たことが出来なくなることもあります。例えば、家事、トイレ、お風呂など当たり前に行っていた日常の作業が出来なくなることも。一人で出来なくなると家族やヘルパーさんに介助してもらうことが増えていきます。介助の頻度が増えたとき、在宅のまま介護してもらうか、デイサービスに通うか、介護施設に入居するかで、悩まれる方は非常に多いです。

 

今回は在宅介護に絞って、在宅介護のメリットと介助者が感じる負担、その負担を少しでも軽減する家事代行サービスを利用した事例についてご紹介します。

 

在宅介護のメリットとは?

在宅介護は住み慣れた環境で自由に過ごせることが最大のメリット。そのほかのメリットについてもご紹介します。

 

住み慣れた環境で過ごせる点

家族や身内の理解が得られたり、一人暮らしでも日常生活に支障がなければ在宅介護を選ぶケースが多いようです。在宅では食べたいもの、食べる時間、お風呂に入る時間、頻度など全てに選ぶ自由があります。施設に入居すると施設のシステムに沿って食事の時間、内容が決められる場合がほとんど。入ろうと思って入る人はまだ少ないのが現状です。

 

自由度の高い介護を受けられる点

訪問介護サービスやデイサービスなど、要介護の状態に合わせて自由に介護サービスを選べます。施設に入居すると入浴の回数が決まっている場合もありますが、在宅になると毎日でも入浴できます。介護保険サービスと家事代行サービスを組み合わせて使えるなど、在宅介護は自分の思うがままに過ごせる自由があります。

 

在宅介護で感じる3つの負担

在宅介護は介護される側としては快適ですが、家族や身内の負担が大きくなります。介護は終わりが見えないため、介護期間が長くなればなるほど負担の増加が懸念されます。在宅介護で感じる負担についてご紹介します。

 

肉体的負担

排泄介助やトイレ介助、入浴などで身体を支えるため腕が痛くなったり、腰が痛くなったりすることも。昼間は訪問介護に任せられても夜間の排泄介助などのサポートが必要になってきます。いわゆる「老老介護」ともなれば、その負担は介護する側とされる側の双方に重くのしかかってくるでしょう。

 

時間的負担

介護する家族は訪問介護を頼んでいない時間に在宅する必要が出てきます。介護者に合わせて時間を合わせることが増え、仕事の時間や自由な時間が取りづらくなることも。介護し続けることにより、家族の生活が破綻するケースもあります。

 

精神的負担

認知症を患っている方の言動が家族のストレスになることも。反対に精神的負担が重なり、介護されている親が子供に叱られることもあります。精神面で互いに体調を崩すケースは少なくありません

 

在宅介護での利用事例

中央ケアーサポートでは在宅介護のサポートもおこなっています。2つの事例を紹介します。

 

在宅介護の利用事例1

70代後半、一人暮らしの男性の利用例をご紹介します。こちらのお宅には介護保険と家事代行を組み合わせて、夕方16時から19時まで毎日お伺いしていました。自宅で入浴したいとのことで、入浴、着替えの介助を介護保険サービスで。買い物、調理、後片付け、掃除、洗濯まで私費を使う家事代行サービスを利用していただきました。男性は自由で快適な介護生活を送られていました。

 

料金プラン

頻度:週7回
時間:3時間/回
内容:介護保険サービスで入浴、着替えの介助。家事代行サービスで買い物、調理、後片付け、掃除、洗濯など。

 

在宅介護の利用事例2

80代女性、3人家族の利用例をご紹介します。家事担当だったお姑さんが要介護になり、フルタイムで働いていたお嫁さんがお仕事を辞めざる得ない状態に。そこで、家事代行サービスを知り、掃除、洗濯、調理などのサービスを利用していただきました。家事代行サービスを利用することで、家事と介護の負担が軽減されたようです。辞めざる得なかったお嫁さんの仕事も続けられるようになりました。

 

料金プラン

頻度:週3回
時間:2時間/回
内容:介護保険サービスで排泄介助。家事代行サービスで掃除、調理。

 

まとめ

身内に介護が必要になった場合、一度や二度の介助なら、出来るかもしれません。ただし、介護は24時間、365日おこなう必要があります。介護者の肉体的、精神的、時間的な負担が大きいことは想像できるでしょう。

 

介護が必要になると在宅介護からスタートするケースが多いです。在宅介護で一番大切なことは介助する家族がひとりで抱えまないこと。介護疲れで疲弊しないよう、地域のケアマネジャーや地域包括支援センターなどに相談しましょう。

 

介護に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
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