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仕事と介護の両立はどうすればいい?自分にあった方法を考えよう

この記事では仕事と介護の両立について詳しく説明しています。
家で介護をしながら仕事もしなければならない方もおられるかと思います。両立する方法についてご紹介します。

こんにちは。富山県で家事代行/訪問介護サービスを提供している中央ケアーサポートの水上です。
コチラでは家政婦の家事テクニック、介護におけるアドバイスをお届けします。家事のこと、介護のことなら中央ケアーサポートにお任せください!

 

家族に介護が必要になると在宅介護を選ばれる方もいます。介護と仕事、家事の両立は大変なことです。そのうち、介護と仕事の両立が難しくなり、退職し介護に専念する方もいるでしょう。

 

ただ、「介護離職」が社会問題にもなるほど、介護と仕事の両立に悩む方は多くいらっしゃいます。今回は介護と仕事の両立の現状や、実際に介護と仕事を両立している人の事例をご紹介します。

 

仕事と介護の両立が大変な理由

仕事と介護の両立は想像以上に困難です。両立が大変になる理由についてご紹介します。

 

家でも常に仕事状態になってしまう

家族の介護が必要になると生活のメリハリがつきにくくなります。
会社から帰宅したあとも介護中は気が抜けません。家に居るのにリラックスできず、常に仕事状態になってしまいます。例えば、仕事からの帰宅直後、予期せぬトラブルが発生し、介護をすることもあるでしょう。
在宅介護では気を休める暇もなく、様々な場面で対処する必要があります。

 

仕事の間も不安になってしまう

介護が必要な状況になると、私たちの想像以上に介護者、本人は不安になります。

不安なため、一人で処理しきれず、息子さん娘さんに助けを求めます。
待つこともままならなくなり、仕事中でも頻繁に電話がかかってくることもあるかもしれません。
要介護者の家族が家でどう過ごしているか不安になり、仕事をしていても手が付かなくなる場合もあります。

 

自分の時間を確保できない

家族が要介護になると自分の時間が確保しにくくなります
介護に手が掛かるようになると24時間、気が張ることもあるでしょう。自分の時間を持つことに罪悪感を感じることもあるかもしれません。息抜きの時間さえもままならなくなり、自分の思うように物事が進められない、やりたいことができない状況というのは、精神的にかなり負担になっていきます。

 

介護離職のデメリット

介護をきっかけに離職される方もいますが、離職はデメリット面が多く、おすすめしません。理由を詳しくご紹介します。

 

収入ゼロで二重苦に

自宅で介護をするためには、介護のための物品が必要になります。移動に必要な杖や車椅子、おむつや着脱がしやすい衣類など、さまざまな物品をそろえなくてはなりません。しかも、介護の状態によっては必要なものが変わっていきます。
介護離職すると定期収入がなくなります。収入がなくなると貯金を切り崩し、介護や生活のためのお金が使えなくなる可能性もでてきます。

 

再就職が難しい

一度介護離職すると再就職が難しくなります。前職では役職がついていたとしても再就職し上手くいくとは限りません。上手く再就職出来たとしても、プライドなどが邪魔をして離職、転職を繰り返し、定職出来なくなる方もいます。

 

介護のみに向き合うストレス

介護離職し、生活が介護のみになると社会から切り離された気持ちになります。
介護が必要になった家族を思って一度離職したとしても、介護は平均して7〜8年続くと言われています。よって、社会からは7年から8年、切り離された生活を送ることになります。良かれと思ってはじめた介護生活がストレスになることも。ストレスにより、家族との関係が悪くなる場合もあります。

 

事前に行っておきたい準備


在宅介護を送る前に、事前におこなっておきたい準備をご紹介します。

 

本人の希望を聞いておく

意思がハッキリしている間に本人の希望をしっかり聞いておきましょう。本人が上手く伝えられない場合もありますので、その際には第三者を交えて話すこともおすすめです。

 

地域のサービスを調査する

地域のプロに相談し、介護サービスを調査しましょう。
役所の窓口や介護のプロ、地域包括支援センターのケアーマネージャーに知識を学んでおくのも大切です。

話すだけでも、頭の中が整理されスッキリし、安心します。自分の家族のことだからと遠慮せずに、負担となっている部分はまわりに頼るようにしましょう。

 

子どもたちで役割を話し合う

近くに住む家族ばかりに負担がいかないよう、事前に話し合うことも必要です。遠方に住む家族に「定期的に電話連絡をしてもらう」「資金援助をしてもらう」など話し合って円滑に決めましょう。役割分担をしておくことで後々の揉め事が少し解消されます。

 

中央ケアーサポートの事例

中央ケアーサポートを利用し、介護離職を回避できた事例をご紹介します。
Aさん家族は70代のお姑さんと40代前半の共働きご夫婦、中学生、小学生の2人のお子さんがいる5人家族です。

 

今までの家事はお姑さんがされていました。お姑さんが要介護になったため、今まで任せていた家事は奥様がすることになりました。

お姑さんの身体介護はホームヘルパーに任せられますが、同居の生活支援は受けられません。奥様は仕事と介護、家事の両立に心身ともに疲れ果て、離職するか悩んでおられました。

 

そんなとき、中央ケアーサポートに相談され、家事代行を利用することに。今では介護保険外にあたる家事代行サービスを利用し、掃除、洗濯、調理などに伺っています。

奥様はみんなと一緒に食卓が囲めるようになり、「お母さん笑うようになったね」とお子さん達にも言われるようになったそうです。

 

プラン
頻度:週2回
時間:3時間 /回
内容:掃除、洗濯、調理など

 

中央ケアサポートに任せてみませんか?

「大事な家族だから」「外目から見ると元気そうに見えるから…」と、できるだけ自宅で介護を続けたいという方も多くいるかと思います。介護はゴールが見えないトンネルのようなもの。状態が悪化し、なかなか改善しにくい上に長期化する場合もあります。

 

家族一緒に過ごす時間を長くするためにも、介護をする人の負担を減らすことは大切です。
「負担を減らすこと」=「仕事を辞めること」ではありません。利用できるサービスはうまく利用しながら、自分の人生も健やかに過ごせるような環境づくりをしていきましょう。

 

介護、家事に関することで悩まれたら何でも中央ケアサポートにお気軽にご相談ください。
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